経理に転職するために!有利になる資格をご紹介します

経理に転職するために、有利な資格をとりたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

「どんな資格を取ったらいい?」

「お金をかけずに資格を取るためにはどうやって勉強したらいいの?」

「資格本がたくさん売ってるけど、どれを選んだら一番いい?」

など、経理に転職するためにぜひ取得しておきたい資格、勉強法やおすすめの本などをご紹介します!

経理におすすめの資格はどれ?

日商簿記検定2級
経理にかかわる資格の中でもっとも有名なのが、商工会議所が実施している「日商簿記検定」です。
1~3級に分かれており、その中で経理職への転職に有利とされているのが2級。
商工会議所によると簿記2級のレベルは、
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。
と定義されています。
2級を取得すると、経理の実務経験がない若手でも採用される可能性が高くなります。
FASS検定(Finance Accounting Skill Standard)
経済産業省の委託を受けた日本CFO協会が実施している、経理・財務の実務能力を判定する試験です。
簿記検定とは異なり、合否ではなく総合点から5段階のレベルで評価されます。
出題範囲は簿記検定よりも広く、
・資産分野(売掛債権管理、固定資産管理、在庫資産管理など)
・決算分野(単体決算業務、連結決算業務など)
・税務分野(税効果計算業務、法人税申告業務など)
・資金分野(現金出納管理、有価証券管理など)
上記4分野となっています。
簿記検定は知識を問う試験、FASS検定は実務能力を測定する試験になりますので、FASS検定を単体で受験するよりも簿記検定あわせて受験したほうが転職には有効です。

独学で経理の資格をとるには?

簿記検定やFASS検定をとるためには、もっとも効率がいいのは資格スクールに通ったり、通信講座を受けることです。

しかし、普段お勤めの人はそもそも通学が難しかったり、受講のために高額な費用をかけられなかったりなどの事情がある場合も多いでしょう。

独学で資格を取得するのも可能ですが、その場合は市販されているテキスト(教科書)や問題集でコツコツと勉強していくことになります。

また、過去の検定問題も市販されているので、テキストや問題集とセットで購入しておくことをおすすめします。

独学で経理の勉強をするときにおすすめの本はある?

簿記検定の対策本はどれを選んだらいいのかわからなくなるほどたくさんありますが、その中から会計の初心者でもとっつきやすく、最後までつまづきにくいテキストと問題集をご紹介します!

 

【Amazon.co.jp 限定】簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記[2019年度からの試験対応]合格応援セット

 

【Amazon.co.jp 限定】簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記[2019年度からの試験対応]合格応援セット

 

かわいい犬のキャラクターとわかりやすいマンガ、簡単なのに詳しい解説で初心者でも理解しやすいと評判です。

特に、問題を解く過程が丁寧に解説されているので、独学でもつまづきにくくなっています。

 

パブロフくんと学ぶ電卓使いこなしBOOK

簿記検定の勉強をはじめると、もっとすばやくミスなく電卓をたたけないだろうか?と思うことはありませんか。
そんな電卓について知りたいことのすべてが、この一冊に集約されています。
テクニックはもちろんのこと、電卓の選び方まで解説されている、かゆいところに手が届く一冊です。

経理について独学に向いている勉強法はある?

独学での勉強は長くて孤独です。
最後までモチベーションを保ちながら一定のレベルにまで到達しなければならないため、「テキストを一通り読む」「練習問題を解く」「応用問題を解く」「過去問題を解く」という一連の流れでは、途中で挫折してしまう人がとても多いのです。

そこで、実際に独学で簿記2級の資格勉強をしたときの方法をお教えしますので、ぜひ試してみてくださいね!

  1. テキストで1単元読む
  2. テキストに練習問題があれば解く。正解しても間違っていてもかならず解説を読み込む
  3. 問題集で対応している個所を解く。正解しても間違っていてもかならず解説を読み込む
  4. 過去問題集で対応している個所を解く
    間違っていた場合、なぜ間違っていたのかを考える。必要があればテキストを読み返す
    問題に取り組んだ日付と正解だったのか不正解だったのかを記録する
  5. 勉強したこと、気づいたこと(何が得意で何が不得意なのかなど)をTwitterでつぶやく
  6. 1~5を繰り返す
  7. 商業簿記と工業簿記をひととおり勉強し終わったら、過去5年間の過去問題に取り組み、自分の弱点を洗い出す
  8. 弱点対策(問題集をひたすら解く)
  9. 過去問実施(過去5年分にかかわらず)
  10. 模擬試験をうけてみる

その他、現在は簿記検定対策用のスマートフォンアプリなども数多くリリースされているので、通勤時間などのスキマ時間も活用すると良いでしょう。
ポイントは、「何度もしつこいくらいに繰り返し問題を解く!」です。

情報サイトも充実しているので、ぜひ参考にしてみてください。

パブロフ簿記
最新の情報や試験勉強に役立つHOW TOなども充実しています。
特に動画はおすすめです!
さきほどご紹介したテキストに対応しています。

まとめ

日商簿記検定2級の過去5年間の合格率は、平均で19.6%とけっして高い数字ではありません。

ですが、70%以上の得点で合格できるので、諦めずに勉強を続ければかならず合格できる試験です。

途中で心が折れそうになったときは、合格したときの自分を想像して心を奮い立たせましょう!

経理の転職に有利な日商簿記検定2級の取得に向けて、ぜひ頑張ってくださいね!

 

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